すそわきがはどこから臭う?
すそわきががどこから臭っているのかと改めて聞かれると、「陰部」しかと漠然としかわかりません。しかし、アポクリン汗腺というからには、汗腺からということですね。
膣内であればまた違う治し方もあるかもしれませんが、すそわきがの場合は完全な治し方がないのです。
対処方法しかないというのも心元ありませんが、出来るケアを一つ一つやっていくしかありません。
では、もう少し、詳細にすそわきががどこから臭うのかを説明していきます。
1.すそわきがはどこから臭っているのか
陰部周辺の陰毛全般がアポクリン汗腺があります。という事は、大陰唇(だいいんしん)からから恥丘まで陰毛があるところが臭っていると言っても過言ではありません。
また、陰部の割れ目に沿ってお尻にかけて左右両側に毛が生えています。脱毛するとしたら、VラインだけでなくIラインも必要ということです。
すそわきがが酷くなれば、恥丘の部分も臭う人もいます。
2.アポクリン汗腺の数で臭いが違う
毛穴には通常の汗腺とは異なり、アポクリン汗腺があります。
このアポクリン汗腺はフェロモンを出す汗腺が多々あります。この数が多い人とそうでない人とでは、すそわきがの臭いの強さなどが変わってきます。
女性の場合はスカートを穿くことが多いですから、身体を動かすたびにすそわきがの臭いを振りまくのは恥ずかしいですね。
デオドラント消臭のスプレーやクリーム、ウェットティッシュなど色んなグッズがありますが、これらを駆使して毎日過ごすのはとても大変なことです。
完全な治し方ではありませんが、改善方法としては脱毛などの方法や病院での手術があるようですが、ワキガに比べると比較的簡単なようです。
3.すそわきがの対策
臭いを抑えるすそわきが専用の石鹸やジェルを使用したり、汗で下着の中が蒸れた状態を回避するために通気性の良い下着を着けることと、こまめにおりものシートを交換することが必要です。
おりものだけでも放置しておくと嫌な臭いになりますので、膣内専用の洗浄をたまには行うと良いかもしれません。
膣内を必要以上に洗浄してしまうと、善玉菌が流されてしまい、細菌の侵入を防ぐことができず病気に感染しやすくなってしまいます。
お風呂で臭いの元となる悪玉菌をすそわきが専用の石鹸で良く泡立てて、丁寧に優しくしかもしっかりと洗うようにします。
垢が溜まりやすいところなどは指の腹を使ってこすって洗いましょう。
また、汗と菌が混ざると臭いを発生させますが、それが下着に付着することにより、放置しておくとすそわきがの臭いがしてくるでしょう。
それを防ぐためにおりもの専用シートを使用したり、下着をこまめに取り替えるなどして改善策を取ってください。
4.すそわきがの手術の種類
重度のすそわきがの人の場合は、手術を行うことで 治すことが可能です。
・電気凝固法
・ボトックス治療
・レーザー治療
美容外科クリニックでの手術となりますが、保険適用外なので、金額も高くなってしまいますが、一つの治療法として覚えておいても良いでしょう。